猫とカナリア

発達障害者と共存する方法を探る為のブログです

コロナウィルス対策

困ってます

今日は岡江久美子さんがコロナウィルスによる肺炎でお亡くなりになられました

連日コロナ関連のニュースばかり

街は自粛で静まりかえり、マスクや消毒剤も手に入りにくい現状ですが

主人は帰宅しても手洗いもうがいもしません

注意すると逆ギレ....


まだここまでコロナが広がる一ケ月程前には、普通に『昨日熱あってんかなぁ』と、マスクもせずに帰ってきて言うのです


それはおかしな事なんだと丁寧に説明しました

我が家には高齢者もいて、私は免疫疾患があるのでより気をつけてくれないと困ると一生懸命伝えました

が、反抗期の中学生の様な態度、、、

全く話が通じず、、、



ですがこれは家庭内だけです

外ではしっかりマスクをします


恐らく人前では手洗いもしているのだと思います


私や息子は益々カサンドラに陥って心が折れてしまいます


反社会性パーソナリティ障害

このブログをとりあえず作ったものの、何から書いていったら良いものか考えあぐねておりました...

やっぱり我が家のエピソードを書いていくべきかな


私は結婚して12年程になります

小学生の息子が1人おります

私の父は他界しており、母は歩いて20分くらいの所で1人で暮らしております

主人の実家も近く、車で15分くらいのところで、こちらは両親ともに健在で夫婦2人で暮らしております

主人は少し天然のところもありますが優しく

穏やかでスポーツマンで明るく誰からも好かれる性格 ....ですが一つだけ、結婚前から実母に対してだけは態度も言葉使いもキツく、それは気になっていて、私の前で酷い態度をとった時は毎回注意していました

が、私にはそんな時でも優しくて...

ですがそれは結婚するまでの事でした。


ADHD

義母はADHDと診断されています
多少落ち着きないなというくらいでパッと見はわかりません

でも少し会話をすると同じ言葉を連呼されたり、ん???いったいなんの話だ???って話しを突然されたり、接続語が無茶苦茶で何を喋ってるのか聞き取れ無い事もしばしば

精神科の先生によると頭の中の多動だそうで(女性のADHDには多いらしい)頭の中に話したい事が沢山浮かび、学習機能障害から話す順序を整理して言葉を発する事が出来ず、同時に色んな事柄の話しを飛び飛びに、しかも早口で話すので相手には伝わらない...という感じです
いつ、どこで、誰と誰が、何をしたかを心がけてゆっくり話してみてくださいと何度お願いしてもその一瞬だけ
次の瞬間にはハイ元通り。。。

ちゃんと会話をしようと何度も試みましたが、話せば話すほど、まぁこれほどか!?と撃沈する程意思の疎通ははかれません
数時間一緒にいるとぐったり疲れてしまいます
ひたすら一人で喋ってはるのを聞き流す、、、これしか対処法が見当たらないんですよねぇ〜
ただとってもピュアでいつも控えめで人柄は良く優しい人なんです。

NHKの発達障害に関する番組

ここ数日NHK発達障害に関する番組を連日特集されています

録画予約して順に拝見していますが、先日観た番組には少し違和感を覚えました


内容は、学生時代空気が読めず友人が傷つくような事を言ってしまい、周りの同級生から白い目で見られクラスで浮いてしまった...と


その方は今は社会人となり社会に溶け込む為に色々工夫し、努力しておられました


ただこのような発達障害についての番組や雑誌の特集など〝発達障害者は生きにくくて気の毒だ〟ということをテーマにされている事が多いように思います


その影には発達障害者の悪気の無い言葉で傷ついた人も多くいるはず


発達障害があるから...悪気はないのだから...人が傷つくような事をしたり、言ったりしてしまうのは仕方ない事だからそれを周りは理解して協力して!

というのは少し違うんじゃないかな?


悪気が無くたって人を傷つけるのはいけない事

だから「仕方ない事だから理解して」ではなく「傷つくような事をしないよう努力するから協力してほしい」でないと共存できない


どちらか片方だけがひたすら我慢しなければ一緒にいられない


これは私はダメだと思う


そうならない為には前回にも書きましたが

発達障害者はまず自分の障害を自覚する事


そして周りに理解してもらえるよう努力する事が必要ではないかと思っています。


わからない事で責められたり、嫌われたり、いじめられたりする事がないよう、自分に発達障害がある事を自覚し、障害の特徴を学び、悪意なく周りを傷つける事の無いよう努力しつつ周りに協力を仰ぐ

そうやって良好な関係を築けたら平和に共存できるのではないかなぁ


難しいけど。

共存方法

現時点で私の考える共存方法は

発達障害者は自分が発達障害である事を自覚する


◉身近な人間は発達障害の特徴を理解する


この二点が原点ではないかと思います


前回に書いた〝確かに伝えたのに聞いてないと応えられる〟についても

もし自身が発達障害者だとしっかり自覚していれば

「聞いてない」ではなく

「覚えてない」と応えられるようになるかと思います


〝聞いてない〟ということは話された事実が無いかのようですが

〝覚えてない〟場合は話された事実はあるかもしれない


だけど自分には発達障害があるために話されたかもしれないが覚えてないのかもしれない


そんな風に発達障害である事をまず少しずつでも自覚しそして

発達障害なんだから覚えてなくても仕方ない」と開き直るのではなく

発達障害があるから話してくれたかもしれないけど覚えてないんだ....ごめんね」と返せるようになれば、受け取る側の気持ちは大きく変わってくるのではないでしょうか?


そして受け取る側も

「そっか、発達障害って記憶に残り方が少し違うんだね、じゃ大事な事は紙に書いて渡すから無くさないようにしてね」とメモにして渡すなど、発達障害の特徴を理解して付き合い方を工夫する


それが共存の第一歩ではないかと考えています

身近な発達障害者

あなたの周りに

「いやいや無いわ〜」って事をちょいちょいやらかしたり


「え?なんでソレ今言うの?」ってKY(死語?w)な事を平気で言ったり


っと、思わず「なんでやねん!」とツッコミをいれたくなる様な人はいませんか?


そんな人はもしかしたら発達障害かも...


私の身近にいる発達障害者は、簡単な口約束なら全く記憶に残ってない事もしばしば


「いや、ほら、ついこないだ言うたやん」なんて言っても「は?聞いてないで」と返される


「あ!そぉいや言うてたな!」

とか

「え?そうやった?ゴメン忘れちゃった」

ではなく

「は?聞いてないで」

と返されます


「聞いてない」と返されるのです...確かに伝えたいのに...

なんなら結構念を押してたり、一回だけじゃなく何度も伝えたりしていた場合も

「聞いてない」の一言で返される


でもコレ、仕方無いんですよね

発達障害者側は〝記憶に残ってない〟んだから「聞いてない」になる


でも言った側からしたら「あんだけ言うたのに!」と、ストレスを受ける


こんな感じの大小の出来事が積み重なってカサンドラ症候群に陥ってしまう


もしその場に第三者がいたならば

〝あれだけ伝えたのに覚えてない〟というのが普通じゃない事態だと分かち合えます


そうすれば伝えた側のストレスは軽減されますが、発達障害者側は「あなたおかしいよ」と指摘され、もしかしたら孤立したり落ち込んだり...と、今度はこちらがストレスを抱える状態に陥ってしまう


それを解決する方法って無いのかな〜?

どうすれば共存していけるのかな〜?

と、私はそれを考えていきたくてこのブログを立ち上げてみました。

 

カサンドラ症候群の由来

そもそも何故カサンドラ症候群と名付けられたかというと...


ギリシャ神話に登場するトロイの王女カサンドラからとって名付けられました


カサンドラは予知能力を持っていましたが、アポロンの呪いにより誰もカサンドラが予知した未来を信じません


発達障害者を配偶者に持つと〝当たり前〟の事が通じない事が多々あります


それを周囲の人に話したところで、なかなか密接な関係でないと気付いてもらえない


一生懸命真実を語っても周囲には信じてもらえない事がカサンドラの置かれた立場と重なる事から発達障害者と関わりストレスを感じて体調不良に陥ってしまう事を〝カサンドラ症候群〟と名付けられるようになったそうです